薬剤師のコミュニケーション能力

最近では、薬剤師には患者さんとのコミュニケーション能力がある人ということを前提に募集をかけるということも増えてくるようになりました。
アポジョブ

またIT化がほとんどなされていない薬剤師の業界に、新たに電子処方箋ネットワークシステムを開発し、医師のカルテや処方箋が調剤薬局でも閲覧したり書き込みしたりできるようになりました。

このシステムを使えば、疾病名や患者さんの体調、薬を処方した根拠、アレルギー歴や禁忌などが一目瞭然で分かるようになっています。

また薬剤師からも、薬についての副作用などの情報を医師に伝えることができるようにもなっています。

このシステムが活用されれば、薬剤師が口頭で直接患者さんから情報を得なくても、もっと詳しい内容が正確にわかりますので、患者さんの負担を減らすことができます。

このシステムは今のところあまり普及していないのですが、今後、こういったIT化が、薬剤師の世界にも積極的に導入されてくるものと考えられます。

その他、調剤薬局の薬剤師に対する不満としては、料金内容の不明瞭さというものがあります。

調剤薬局では、薬の説明書きをした紙を患者さんに手渡したり、薬の飲み方について指導をしたりしています。

それらには、すべて情報提供料として料金がかかっているのですが、そのような料金がかかっていることを、ほとんどの患者さんが知りません。

知らないでお金を支払っているということで、さらに患者さんの不満を募らせる要因ともなっています。

実際、説明書きはいらないと断ったりすれば、料金がいくらか安くなります。

知っていて支払うならいいのだけれど、知らないうちに勝手に説明されてお金を取られるということで、それが不満へとつながっていってしまっています。

ですので、薬剤師は料金体系についてもっと周知させる必要がありますし、そのことで起こるメリットやデメリットについても、説明をする必要があることになっています。

説明書きや服薬指導について断れば、料金は安くなるというメリットはありますが、その薬で何か患者さんに問題が起こったとしても、それは薬剤師の説明を断ったということから、薬剤師の責任は問えず、自己責任が問われるようになるというデメリットもあります。

こういった調剤薬局に対する不満は、今後さらに新たなものも出てくると思われますが、まずは薬剤師はさらに医薬分業や薬剤師の仕事について周知させるとともに、新たな対応策の開発もしていかなければならない時代となっていくことでしょう。

2011年10月24日 |

カテゴリ:薬剤師転職


»
«